前回は「よこすか海軍カレー」は共通のレシピがあるけれど、それぞれ味が違うというお話でした。
今回は、なぜ全国に「よこすか海軍カレー」を食べさせるレストランがないのかというお話です。
「よこすか海軍カレー」はいつからある?
横須賀市が「カレーの街宣言」を行い、「カレーの街よこすか推進委員会」を発足させたのは、平成11年(1999年)。
写真の「よこすか海軍カレーネイビーブルー」は1999年に一番乗りでレトルト商品化。20年以上にわたり販売中です。
翌平成12年(2000年)には“よこすか海軍カレー”の商標登録が認められ、許可なく「よこすか海軍カレー」の名称を使うことができなくなりました。
横須賀市外で提供したら絶対ダメ?
基本的に、飲食店での提供は横須賀市内に限られています。
が、市外の業者さんでもカレーの街よこすか事業者部会に入会し、許可を得れば市外でも提供することはできます。
市内の事業者と会費に差があるので、諦める事業者も少なくないとか。
もちろん登録商標なので、許可で「よこすか海軍カレー」を謳うのはアウト。
横須賀に行ったら、お店の「よこすか海軍カレー」を食べてみよう
第二次世界大戦後、米兵向けのお土産店やバー、テーラーなどで栄えた「どぶ板通り」。
今もスカジャンの専門店やミリタリーグッズ、米軍払い下げ品のお店などで賑わっています。
もちろん横須賀グルメのお店も。
「横須賀グルメが全部食べられる店」レストランLAUNAのよこすか海軍カレー。
国道16号沿いにある、ハワイをコンセプトにしたお店です。
昨年「TSUNAMI BOX」という新店舗をオープンさせた「Restaurant TSUNAMI」のよこすか海軍カレー。
上のどぶ板通りの写真中央の「SURF TACO」も系列店です!
写真はいずれもレトルトですが、両方とも横須賀では有名なお店の「よこすか海軍カレー」です。
お店でレトルトカレーも買えますので、横須賀を訪れた際にはお店のカレーと食べ比べるのも楽しいかもしれませんね。
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